衣替えとクリーニングについて

衣替えは、日本の習慣として長い間、定着しています。
地球温暖化の影響もあり、世界的に気候が変わりつつありますが、適切に衣替えを行うと、衣服も長持ちします。

衣替えに合わせてクリーニング

衣替えの時期を迎えたら、これまでのシーズンに着用してきた衣類はしまうことになりますが、収納する前にはかならずクリーニングすることが大切です。
そのままの状態で衣装ケースにしまってしまうと、トラブルの原因になります。

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しまう前にクリーニング

収納する前にクリーニングをする。もちろん、すでに洗濯が済んでいる衣服でも、衣装ケースに収納する前にクリーニングする必要があります。
次のシーズンになり、ケースから衣類を出したら汗染みのようなものが目立っていた…皆様の中にも、こんな経験をされた方はいらっしゃるはずです。
これがまさに、クリーニングをしないで収納してしまったために発生するトラブルです。でも、ちゃんと洗濯しているはずなのに、なぜこんなことになってしまうのでしょうか?

家庭の洗濯だけですべての汚れは落とせない

このような汗染みのようなものが発生する原因は、あまり目立つことのない皮脂汚れが、衣類に存在していること。つまり、これは洗い残しです。最近の洗濯用洗剤は液体のものが多いのですが、実は液体のものは、粉末の洗剤よりも少し汚れを落とすパワーが弱いので、あまり汚れ落ちがよくありません。一見、きれいに洗濯できたように見えても、洗い残しがだんだんと蓄積されてしまうのです。襟元、首、わきなどは、特に洗い残しによる黄ばみが発生しやすいため、できる限り早く洗濯する必要があります。
できてしまった汗染みを家庭で取り除くには、クレンジングオイルを使うのが便利です。汗染みができてしまった場所にクレンジングオイルを含ませ、40℃程度のお湯につけ置きします。その後、軽くすすいでから、漂白材を使って洗濯機で洗います。
ただ、一度できてしまった汗染みは頑固なので、できないようにすることがもっとも大切です。
すでに洗い終わっているものでも、衣装箱に収納する前に、クリーニングに出しましょう。洗濯表示に気をつけて、ドライクリーニングが可能なものはドライクリーニング、特殊な衣服の場合は、クリーニング店に相談して最適なクリーニング方法を選びましょう。
クリーニング店では、家庭のものとは洗浄力の異なる、パワフルな洗濯機と洗剤を使っています。ドライクリーニングのほかにもウェットクリーニングやランドリーなどの方法で、家庭では落とせないような汚れもプロの腕でしっかりと落とすので、翌シーズンに衣装ケースから取り出したときも、汗染みが目立つようなことはありません。







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衣替え・季節別の注意点

衣服に密かに残っている汚れは、クリーニング店で取り除いてから衣装ケースに入れましょう。季節ごとの衣替えで注意すべき点をまとめてみました。
特に洗濯の回数が少なくなりがちな冬物の衣類は、衣装ケースにしまう前に、すっきり汚れを取り去ることが大切です。

秋冬の衣類
衣替えで秋冬の衣類を収納する際に注意すべきポイントをご紹介します。秋冬のセーターなど、ニットでできている衣類は、特にわきや袖などの摩擦が多い部分に毛玉ができやすいのでチェックしておきましょう。コートやジャケットなどは、袖口や首の周囲などが汚れることが多いので、この辺りを重点的にチェックしましょう。丈の長いロングコートは、裾を擦ることも多いので、この辺りを重点的にチェックします。
続いては保管方法です。セーターなど、ニットでできている衣類の場合はたたんで保管します。ニットはハンガーなどに吊したまま保管すると、自重で型崩れしてしまうため、かならずたたんで衣装ケースに収納しましょう。コートやジャケットなどは、逆にハンガーなどに吊して保管するのがおすすめです。なるべくワイドなタイプのハンガーを選ぶか、肩の部分にタオルを当てるなどすると、型を崩さずに保管できます。
保管に際しては、虫に気をつける必要があります。特にウールやカシミヤなどの素材は、虫に好まれやすいので、大切な服は、しまう前にクリーニング店にて防虫加工してもらうといいでしょう。衣装ケースに収納する際は、パンパンに詰め込むのではなく、衣類の間に、適度に隙間をとることが大切です。防虫剤は同じ種類のものだけを使い、衣類の上にセットします。これは空気よりも防虫剤が発生させるガスが重いためで、隙間を空けるのも、防虫剤が効果的に行き渡るようにするために行います。
春夏の衣類
春夏の衣類は、汗などの汚れがついたままになっています。スーツやシャツは、首の周りや袖口、ポケットの周囲などが汚れがちです。洗濯機では落とせない汗染みになりやすいので、汚れの状態をよくチェックしておきましょう。パンツもポケットの周辺、膝裏、太ももの周辺などが汗や手垢などで汚れやすくなります。
保管方法に関しては、秋冬物と特に変わりはありません。
衣替え・素材別の注意点

ここからは、素材別に、衣替え時の注意点をご紹介します。

カシミヤなど
セーターやコートなどによく使われているカシミヤなどの獣毛でできた衣類は、見た目も風合いも美しいのですが、とてもデリケートで、取り扱いの際は注意が必要です。 着用したあとは、専用のブラシで毛並みを整えます。汚れを残したまましまってしまうと、変色したり虫の被害にあったりする可能性があるので、クリーニング店にてクリーニングのうえ、防虫加工してもらうといいでしょう。
天然の毛皮や皮革
全部が毛皮や皮革ではなくても、一部がこのような素材で作られている衣類はひじょうに多く販売されています。毛皮や皮革は、家庭での「洗濯」は不可能です。クリーニングする場合でも、気をつけてクリーニングしなければならないため、汚れないように、小まめにメンテナンスすることが求められます。日頃のメンテナンスでは、ブラシがけ、から拭きなどにより、ホコリや汚れを除去。天然の毛皮や皮革は、天然という特性から、湿気などの関係で伸縮することがあるため、汚れを残したまま保管すると、カビが発生したり変色したりするおそれがあります。衣替え前にクリーニングに出すといいでしょう。
合成皮革
合成皮革を使用した衣類も数多く出回っています。このような製品の中には、天然皮革のような味わいを持つものもあり、多くの方が1~2着程度は所有しているのではないでしょうか?
合成皮革は、あまりまめに手入れをしなくてもそれなりに着られるのですが、着ているうちに表面がはがれてくる場合があります。お手入れには薄めた中性洗剤を使います。布などにこれを染み込ませ、汚れている場所だけを拭きます。その後、洗剤を残さないように、固く絞ったタオルなどで拭いて仕上げましょう。
劣化は、汚れの部分から発生することが多いため、保管前にかならずクリーニングに出して汚れを取り除きます。すでに表面がはがれているような合成皮革の衣類は、クリーニングを受け付けられない場合もあるので、その点についてはご留意ください。

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まとめ
衣替えの際に、これまでのシーズンに着用してきた衣類の収納方法について、収納前のクリーニングの重要性を中心に解説してきました。来シーズンにもベストなコンディションで着用できるように、すでに洗濯が終わった衣類も、クリーニングに出してからしまいましょう。

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